ESSAY
週末の過ごし方、一人で体を動かすなら。ゴミ拾いという選択肢。
日曜の夕方にスクリーンタイムの通知を見て、そっとスマホを伏せる。外に出たい気持ちはあった。一人で行く先が思いつかなかっただけだ。
「週末 過ごし方 一人」で調べるとカフェや映画、サウナ、一人旅が並ぶ。どれもいい。でもだいたい座っているか浸かっている。平日はデスクワークで週末くらい体を動かしたい人には、ちょっと静かすぎる。
ゴミ拾いは一人で申し込める予定
街や河川敷のゴミ拾いは、NPOや自治体、社会福祉協議会のボランティアセンターが参加者を募集していることがある。駅前を回る会もあれば、川の土手を歩く会や海辺の会もある。
個人で申し込める募集もちゃんとある。求められているのは自己紹介のうまさではなく拾う手の数だ。
何も考えずただひたすらゴミと向き合う
やることは単純で、歩いて拾って袋に入れるだけ。次に何を拾うかは地面が決めてくれる。会議のアジェンダを考えるよりずっと話が早い。
考えることがあるとすれば、会によってある分別くらいだ。燃えるのか燃えないのか。ペットボトルのキャップはどっちなのか。人生でいちばん真剣にキャップと向き合う時間になるかもしれない。
申し込む前に見ておくところ
募集ページを最後まで読むと、だいたい次のどれかが書いてある。
- 事前の申し込みが要る会と、当日そのまま行けばいい会がある
- 対象の年齢が決まっている募集がある。10代〜20代向けの会に30代が一人で現れる展開はお互いのために避けたい
- 雨で中止になる会がある
- 2時間ほどの会もあれば3時間以上みっちり拾う会もある
集合場所と時間は、行く前に公式ページで最新のものを確認してほしい。
土曜の予定が「ゴミ拾い」になる
サウナも一人旅もそれはそれでいい。でも体を動かして、帰るころにはゴミ袋がひとつ重くなっている週末もわりと悪くない。
帰り道は道ばたの空き缶がやたら目に入るようになる。見つけたら1本くらいは拾って帰ろう。
肉体副業では、公式に募集されている清掃ボランティアや地域活動を日付つきで載せている。今週末に行ける回があるか見てみる?